現在のページ

HOME > 平成27年度 募集案内

平成27年度 募集案内

btn

平成27年度 受講者募集のご案内

ご案内

 我が国社会の少子高齢化は、社会構造のあらゆる側面に深刻な影響を及ぼしており、とりわけ、医療のあらゆる面におけるイノベーションが必要となっています。国も、医療に関係する技術革新・産業育成を成長戦略の要としておりますが、その鍵は、医学研究と工学技術を有機的に統合して新しい医療を創り出すための人材養成です。

 東北大学は、戦前に遡る医工連携の研究教育の歴史の基礎の上に、平成13年度から種々の国家プロジェクトの援助を受け、「医療工学技術者創成のための再教育システム」(REDEEM)のタイトルのもと、社会人技術者に対する医学・生物学・医工学の再教育プログラムを開発・実施して来ました。その目標は、我が国の成長戦略の鍵となる新しい医療工学産業分野の基礎を築く人材を養成することです。

 この教育・研究の実績を基礎に、東北大学では平成20年度から我が国初となる大学院医工学研究科が設置され、現在もなお、我が国唯一の大学院研究科として医工学教育・研究を推進しています。REDEEM事業は、これらの基礎のうえに医工学に関する大学院教育と密接に関連した社会人再教育プログラムとして実施されています。REDEEMは、先端技術と医療の双方に通じた実務家の養成を目指し、先端技術をもって医療の発展を先導できる人財、すなわち、医学や工学といった従来の専門分野を超えた境界融合的な先端技術に精通した研究者や上級技術者、また、先端技術を医療に応用できる医療従事者など、時代の要請に応える職業人を養成することを目標とします。

 教科内容は不断に刷新と高度化を図っており、最近では内科系および画像医学系の臨床医学のカリキュラムを刷新し、感染症、肝臓内科、てんかん学などの科目を拡充しました。平成27年度からは基礎の分子細胞生物学と、人体解剖生理学の連携を図って基礎医学関連のカリキュラムを大きく変更します。その他、高齢化社会の医療に必須となるリハビリテーション医学、スポーツ医学などの科目の充実も図りました。これらの拡充にもかかわらず、講義時間数は、引き続き1年間で修了することができる年間51コマとしています。また、このREDEEMの修了者を対象とする上級臨床医学的実習(ESTEEM)を随時開催しています。特筆すべきであるのは、平成24年度からは、この REDEEMのコースを受講することにより、東北大学大学院医工学研究科博士課程後期3年の課程(博士課程)の特論講義の履修単位を取得することができるようになったことで、社会人大学院コースを目指す技術者にとっては、博士の学位取得において別途講義科目を受講する必要がなくなり、研究に専念することができるようになりました。REDEEMが他の類似のプログラムを寄せ付けない特色としている実験・実習も専用実験室の拡充と整備により、ますます充実しています。

 このように、REDEEMは、基礎医学から臨床医学のエッセンスを短時日で、しかも、実際に手をくだして体験する実験・実習を通じて体得する教育プログラムであり、現在医療機器関連の産業に従事している技術者ばかりでなく、今後、ライフイノベーションに参画して、ビジネスチャンスを広げたいと考えている工学技術者に最適のカリキュラムとなっています。


平成27年度 開講スケジュール

平成27年度のカリキュラムの詳細は、下記に示すとおりです。


btn

集中講義


kougi_sendai
日程:

第1回:平成27年7月27日 (月) 〜 7月31日 (金) 5日間 -終了-

第2回:平成28年2月15日 (月) 〜 2月19日 (金) 5日間

会場:

東北大学 星陵キャンパス
医工学研究科 医工学実験棟2階 医工学共同講義室
(仙台市青葉区星陵町2-1)

arrow  アクセスマップ

定員: 各回30名程度
時間割:

下記のとおり開講予定

【第2回集中講義】スケジュールを一部変更いたしました

【2月18日(木)】
1時限「人体解剖生理学(9)」→「リハビリテーション医学」
3時限「リハビリテーション医学」→「人体解剖生理学(9)」

【第2回集中講義】スケジュールを一部変更いたしました

【2月15日(月)】
1時限「人体解剖生理学(6)」→「生物学総論」
5時限「生物学総論」→「人体解剖生理学(6)」

【第2回集中講義】担当講師が変更になりました

【2月18日(木)】
4時限「内科学総論」、5時限「内科診断学」
飯島 克則 → 浅野 直喜

【第1回集中講義】スケジュールを一部変更いたしました

【7月28日(火)】
4時限「人体解剖生理学(11)」→「画像診断学」
5時限「画像診断学」→「人体解剖生理学(11)」

【7月27日(月)】
4時限「画像医学総論」→「人体解剖生理学(2)」
【7月28日(火)】
3時限「人体解剖生理学(2)」→「画像医学総論」


btn

出張講義


kougi_tokyo
日程:

全10回、平成27年4月〜平成28年2月
※9月は先端医工学シンポジウムを開催

会場:

東京堂ホール
(東京都千代田区神田神保町1-17 東京堂書店6階)

arrow  アクセス

定員: 各回40名程度
時間割:

下記のとおり開講予定

スケジュールを一部変更いたしました

【第6回 10月10日(土)】
4時限「薬理学(1)」→「人体解剖生理学(7)」
5時限「薬理学(2)」→「人体解剖生理学(8)」

【第7回 11月14日(土)】
1時限「人体解剖生理学(7)」→「人体解剖生理学(9)」

3時限「内科学総論」、4時限「内科診断学」
〈担当講師変更〉飯島 克則 → 浅野 直喜

【第8回 12月12日(土)】
1時限「人体解剖生理学(8)」→「薬理学(1)」

【第9回 1月9日(土)】
1時限「人体解剖生理学(9)」→「薬理学(2)」

これまでの変更一覧は 更新情報 のページでご覧いただけます


btn

実験・実習


jisshu
日程:

第1回:平成27年8月31日 (月) 〜9月4日 (金)  -終了-

第2回:平成28年2月29日 (月) 〜3月4日 (金)

会場:

東北大学 星陵キャンパス 医工学研究科 医工学実験棟
(仙台市青葉区星陵町2-1)

arrow  アクセスマップ

定員: 各回24名
時間割:

第1回、第2回いずれも下記のとおり開講予定


btn

先端医工学シンポジウム


symposium
日程:

平成27年9月12日(土)

13:00-18:00(12時より受付開始)

会場:

東京堂ホール(東京都千代田区神田神保町1-17)

arrow  アクセス

定員: 80名程度

詳細はこちらをご覧ください  arrow  シンポジウム




btn

募集要項


募集定員 平成27年度 実習受講希望者: 48名(第1回、第2回 各24名)
  • 実習受講のためには、下記の必修科目を含む講義25コマ以上(ただし、重複なし)と「実験・実習ガイダンス」を受講していることが必要となりますのでご注意下さい。
      1. 分子細胞生物学 4コマ以上
      2. 人体解剖生理学 5コマ以上
      3. 病理学 2コマ
  • 講義のみの受講も可
応募資格
  • 医療関連産業や医療現場等に従事している社会人、もしくは、今後従事することを希望している方
  • 工学部・理学部・農学部・医学部・薬学部等の理工系大学学部卒業程度以上の能力を有する方
  • 平成27年度のカリキュラムにおいて、修了要件への到達を目標として、積極的に受講する意思のある方
  • 各科目に関する事前調査・事後調査、および、アンケート等にご協力いただける方
応募受付期間 順次受付を実施し、選考するものとします
申込方法 受講申込書〔MS-Word形式〕、受講日程希望調査〔MS-Excel形式〕(以下にてダウンロードして下さい)に必要事項を記入し、電子メールにて、次のアドレスまで送付して下さい。
特定非営利活動法人 REDEEM 事務局
E-mail:
送付の際、件名を「REDEEM受講申込_ご氏名」として下さい。
選考方法 次の基準を考慮して選考するものとします。
  • 提出された受講申込書の応募動機などをもとに選考する
  • 定員を超過した場合、同一組織・機関からの受講者は人数を限定する
選考結果通知 受講申込書に記載された選考結果連絡先の電子メールアドレスに連絡するものとします。
結果連絡予定:受付してから1週間程度
受講費用 有料(詳しくは 料金体系 をご覧ください)

書式ダウンロード

詳細な資料・書式は、「書式ダウンロード」ページよりダウンロードしてご覧下さい。




お問合せ先

特定非営利活動法人REDEEM 事務局

〒980-8575 仙台市青葉区星陵町2-1 医工学実験棟2F
東北大学大学院医工学研究科
社会人技術者再教育プログラム推進室

TEL: 022-718-5901
FAX: 022-718-5902

http://www.redeem.jp/

平成25年4月1日より、REDEEM事務局は青葉山キャンパスから星陵キャンパスへ移転いたしました。