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平成26年度 募集案内

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平成26年度 受講者募集のご案内

ご案内

 我が国社会の少子高齢化は、社会構造のあらゆる側面に深刻な影響を及ぼしており、とりわけ、医療のあらゆる面におけるイノベーションが必要となっています。国も、医療に関係する技術革新・産業育成を成長戦略の要としておりますが、その鍵は、医学研究と工学技術を有機的に統合して新しい医療を創り出すための人材養成です。

 東北大学は、戦前に遡る医工連携の研究教育の歴史の基礎の上に、平成13年度から種々の国家プロジェクトの援助を受け、「医療工学技術者創成のための再教育システム」(REDEEM)のタイトルのもと、社会人技術者に対する医学・生物学・医工学の再教育プログラムを開発・実施して来ました。その目標は、我が国の成長戦略の鍵となる新しい医療工学産業分野の基礎を築く人材を養成することです。

 この教育・研究の実績を基礎に、東北大学では平成20年度から我が国初となる大学院医工学研究科が設置され、現在もなお、我が国唯一の大学院研究科として医工学教育・研究を推進しています。REDEEM事業は、これらの基礎のうえに医工学に関する大学院教育と密接に関連した社会人再教育プログラムとして実施されています。REDEEMは、先端技術と医療の双方に通じた実務家の養成を目指し、先端技術をもって医療の発展を先導できる人財、すなわち、医学や工学といった従来の専門分野を超えた境界融合的な先端技術に精通した研究者や上級技術者、また、先端技術を医療に応用できる医療従事者など、時代の要請に応える職業人を養成することを目標とします。

 平成23年度からは、それまでの講義科目に加え、基礎医学(病理学、薬理学)、高齢化社会の医療に必須となるリハビリテーション医学、スポーツ医学などの科目を加え、講義時間数を大幅に拡充した他、このREDEEMの修了者を対象とする上級臨床医学的実習(ESTEEM)を随時開催するなど、新たな教育カリキュラムを開発・実施しています。この経験を踏まえ、平成24年度からは、さらに画像医学関連の教育を充実させ、進歩の著しい免疫学を世界をリードする専門家に講義していただくなど教育内容の統廃合を行いました。特筆すべきであるのは、平成24年度からは、この REDEEM のコースを受講することにより、東北大学大学院医工学研究科博士課程後期3年の課程(博士課程)の特論講義の履修単位を取得することができるようになったことで、社会人大学院コースを目指す技術者にとっては、博士の学位取得において別途講義科目を受講する必要がなくなり、研究に専念することができるようになりました。平成26年度においては、平成25年度に着手した臨床医学関連の科目(感染症医学、てんかん学など)のさらなる充実刷新を行い、医療工学技術者のために、さらにブラッシュアップした内容を展開します。REDEEMが他の類似のプログラムを寄せ付けない特色としている実験・実習も専用実験室の拡充と整備により、ますます充実しています。

 このように、REDEEM は、基礎医学から臨床医学のエッセンスを短時日で、しかも、実際に手をくだして体験する実験・実習を通じて体得する教育プログラムであり、現在医療機器関連の産業に従事している技術者ばかりでなく、今後、ライフイノベーションに参画して、ビジネスチャンスを広げたいと考えている工学技術者に最適のカリキュラムとなっています。


平成26年度 開講スケジュール

平成26年度のカリキュラムの詳細は、下記に示すとおりです。


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集中講義


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日程:

第1回:平成26年7月28日 (月) 〜 8月1日 (金) 5日間 -終了-

第2回:平成27年2月16日 (月) 〜 2月20日 (金) 5日間 -終了-

会場:

東北大学 星陵キャンパス
医工学研究科 医工学実験棟2階 医工学共同講義室
(仙台市青葉区星陵町2-1)

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定員: 各回30名程度
時間割:

下記のとおり開講予定

【第2回集中講義】スケジュールを一部変更いたしました

【2月17日(火)】
3時限「人体解剖生理学(8)」→「内科学総論」
【2月18日(水)】
1時限「人体解剖生理学(9)」→「人体解剖生理学(8)」
5時限「人体解剖生理学(10)」→「人体解剖生理学(9)」
【2月20日(金)】
3時限「内科学総論」→「人体解剖生理学(10)」

【第2回集中講義】スケジュールを一部変更いたしました

【2月16日(月)】
1時限「人体解剖生理学(7)」→「薬理学(1)」
【2月17日(火)】
1時限「人体解剖生理学(8)」→「薬理学(2)」
2時限「薬理学(1)」→「人体解剖生理学(7)」
3時限「薬理学(2)」→「人体解剖生理学(8)」

これまでの変更一覧は 更新情報 のページでご覧いただけます



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出張講義


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日程:

全10回、平成26年4月〜平成27年2月 -終了-
※9月は先端医工学シンポジウムを開催

会場:

東京堂ホール
(東京都千代田区神田神保町1-17 東京堂書店6階)

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定員: 各回40名程度
時間割:

下記のとおり開講予定

これまでの変更一覧は 更新情報 のページでご覧いただけます



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実験・実習


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日程:

第1回:平成26年9月1日 (月) 〜9月5日 (金)  -終了-

第2回:平成27年3月2日 (月) 〜3月6日 (金)  -終了-

会場:

東北大学 星陵キャンパス 医工学研究科 医工学実験棟
(仙台市青葉区星陵町2-1)

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定員: 各回24名
時間割:

第1回、第2回いずれも下記のとおり開講予定


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先端医工学シンポジウム


symposium
日程:

平成26年9月13日(土) -終了-

13:00-18:00(12時より受付開始)

会場:

東京堂ホール(東京都千代田区神田神保町1-17)

arrow  アクセス

定員: 80名程度

詳細はこちらをご覧ください  arrow  シンポジウム




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募集要項


募集定員 平成26年度 実習受講希望者: 48名(第1回、第2回 各24名)
  • 実習受講のためには、下記の必修科目を含む講義25コマ以上(ただし、重複なし)と「実験・実習ガイダンス」を受講していることが必要となりますのでご注意下さい。
      1. 生物学・分子生物学 4コマ以上
      2. 人体解剖生理学 5コマ以上
      3. 病理学 2コマ
  • 講義のみの受講も可
応募資格
  • 医療関連産業や医療現場等に従事している社会人、もしくは、今後従事することを希望している方
  • 工学部・理学部・農学部・医学部・薬学部等の理工系大学学部卒業程度以上の能力を有する方
  • 平成26年度のカリキュラムにおいて、修了要件への到達を目標として、積極的に受講する意思のある方
  • 各科目に関する事前調査・事後調査、および、アンケート等にご協力いただける方
応募受付期間 順次受付を実施し、選考するものとします
申込方法 受講申込書〔MS-Word形式〕、受講日程希望調査〔MS-Excel形式〕(以下にてダウンロードして下さい)に必要事項を記入し、電子メールにて、次のアドレスまで送付して下さい。
特定非営利活動法人 REDEEM 事務局
E-mail:
送付の際、件名を「REDEEM受講申込_ご氏名」として下さい。
選考方法 次の基準を考慮して選考するものとします。
  • 提出された受講申込書の応募動機などをもとに選考する
  • 定員を超過した場合、同一組織・機関からの受講者は人数を限定する
選考結果通知 受講申込書に記載された選考結果連絡先の電子メールアドレスに連絡するものとします。
結果連絡予定:受付してから1週間程度
受講費用 有料(詳しくは 料金体系 をご覧ください)

書式ダウンロード

詳細な資料・書式は、「書式ダウンロード」ページよりダウンロードしてご覧下さい。




お問合せ先

特定非営利活動法人REDEEM 事務局

〒980-8575 仙台市青葉区星陵町2-1 医工学実験棟2F
東北大学大学院医工学研究科
社会人技術者再教育プログラム推進室

TEL: 022-718-5901
FAX: 022-718-5902

http://www.redeem.jp/

平成25年4月1日より、REDEEM事務局は青葉山キャンパスから星陵キャンパスへ移転いたしました。