この授業は、工学教育院の山口隆美名誉教授が担当する。本講義では、高等学校の課程で生物関係の科目を履修していない学生、または、生物基礎を履修したものの、よく理解されていない程度の学生を対象に、ヒトの体の構造と機能、すなわち、いわゆる解剖生理学の基礎を概説する。2019年までは、9月末の4日間に、15コマの集中講義を実施していたが、2020年度からは、コロナ禍のため、オンデマンドのリモート講義とした。受講者は、講義資料(スライド)(PDF フォーマット)を適宜ダウンロードして、参考にしながら、15コマに対応する講義収録データ(mpeg4 フォーマット)を視聴し、同じく本ページに示す小テストに解答して、指定のメールアドレスに、指定提出期限までに、指定のフォーマットで返送する。この採点結果で評価を行う。
講義1コマ(合計15コマ)あたり、40枚のスライド資料を 1ページあたり1スライドで、PDF化したもので、上記の講義集録データの解像度を補う目的のものである。付記した括弧内はファイル容量(MB:MegaByte 単位)
講義をZOOM 形式の MPEG4 フォーマットで収録したもので、全15コマの講義それぞれが、5-7個の10分ないし20分程度のパートに分割されている。LXX PYのように略す(XX は講義の番号 01~15, Y は分割したファイルの番号)付記した括弧内はファイル容量(MB:MegaByte 単位)
各コマあたり5問の択一式のテストで、講義内容の理解をまとめるためのものである。QXX というファイル名で、各講義の資料のリストの最後におく。下記の解答記入用CSV ファイルを、Excelなどで展開し、解答を記入し、CSV ファイルで保存し、混乱を避けるため、ファイル名を例示の通り、学籍番号と氏名とし、下記の提出期限までに、メイル添付で提出する。
ファイル名:(学籍番号).(氏名).csv として、メイル添付で送信する。
例:C3TM1234.何野誰兵衛.csv
宛先:takami@nanobme.org
学籍番号と氏名、所属研究室を明記し、上記のアドレスに、メイルで送信する。質問への回答は、全受講者で共有するため、本 Web Page 上で公開するので、内容上その全部あるいは一部を公開して欲しくない場合、メイルに、その理由を明記して申し込む。理由がもっともであると判断されれば一部ないし全部を公開しないこともある。
全講義のリスト(Parts,収録時間、ファイル名、ファイル容量)
第1講 総論1 生命の進化、生命をつくる分子、細胞の構造
第2講 総論2 人体の構造と機能の基礎・組織・皮膚
第3講 体の構築と運動1 骨組織と骨格
第4講 体の構築と運動2 筋組織と筋肉系
第5講 情報伝達1 神経と情報伝達
第6講 情報伝達2 脳、脊髄、中枢神経系
第7講 情報伝達3 特殊感覚(嗅覚 味覚 視覚 聴覚 平衡覚)
第8講 情報伝達4 内分泌と自律神経
第9講 循環と制御1 心臓血管系ー心臓と循環動態
第10講 循環と制御2 血管と血液
第11講 免疫と防御 リンパ系、自然免疫、獲得免疫
第12講 エネルギー1 内呼吸と外呼吸、呼吸器系
第13講 エネルギー2 消化器系
第14講 恒常性の維持 体液の恒常性と泌尿器
第15講 生殖・発生・遺伝 生殖器、受精と発生、遺伝